小説は人間力を作る


こんばんわ、リーマン取扱説明書です。
皆さんは小説を読みますか?
近年は本を読む方が減少傾向にある中、さらに小説を読んでいる方は少ないような気がします。
電車の中は絶好の読書空間なのですが、乗客の皆さんは7割がスマホ、2割が睡眠、1割が本や新聞といった割合になっています。

「小説は知識もつかないし、何のタメにもならないから読まない」

こんな意見もよく耳にします。
確かに一見、物語が進んでいるだけで専門的な知識がつくようなイメージがないかもしれません。
ですが、小説は人間として大切なことを学ぶことができる素晴らしいものだということが今回の記事の内容です。

小説に興味はあるけど、知識が付かないので読んでいない
小説なんて無駄だ。

と思っている方に是非読んでいただきたいです。

他の人の人生を体験する

誰がが言っていました。

読書をすることで他人を自分の中に取り込むことができると

一理あると思いました。
小説を読むことで、他人の人生を経験して自分の人生の中で質の高い答えを導き出すことができるということだと思います。

本来なら、自分一人の人生しか体験できないはずなのに他の人間の人生を体験できるのは小説以外にありません。

知識本は、知識を与えてくれます。
小説は、人生の経験を与えてくれます。

人生は、知識と経験がものをいうということは誰しもご存知だとは思いますが、ここで小説が人生に役に立ってくるとは思わないでしょう。

今まで出会わなかったジャンルに興味を持つ

先ほど、小説は読んでいて知識がつかないと言われると書きました。
ですが、小説の中にも意外と知識は入っています。

例えば、私は最近「老後の資金がありません」という小説を読みました。
その小説の中には、葬式代の内訳について書かれていたり
葬儀場で葬式を行った際にどのくらいの金額がかかるのかということについて初めて知ることができました。
同時に、お寺の本堂だけでお葬式を済ますこともできることを知りました。

これらの知識は以前まで私が全くと言っていいほど興味のないジャンルでしたが、小説として読むことで自然と内容が頭に入りお葬式について興味がわいてきたきっかけになりました。

人生に”きっかけ”があると人間はいつでも変化することができます。
その分刺激的な人生を送れますし、何より楽しいです。
そんな刺激をくれる小説を読まないなんてもったいないです。

ボキャブラリーが美しくなる

小説を読むと、よく文章の表現に驚かされることがあります。
キャラクターの心情を表すときの生々しい表現。
周りの環境を想像させる奇抜な言葉の選択。
どれをとっても、小説家の方の文章力は素晴らしいと改めて実感します。

その文章を読んだあなたは、新しいボキャブラリーを得ることができます。
言い方はよくないですけど、自分の本職に文章の使いまわしをすることができます。
日常で言語を使用しない日はあまりないと思いますので、毎日使う言葉が変わると人生もきっと良い方向へ変わっていくでしょう。

気持ちをアウトプットしよう

さらにプラスして小説の感想を書く、または自分自身で小説を書いている人はしっかりと上記したことが身についているでしょう。

文章を書くという行為は、頭の中で言葉を整理する能力が高まり
必然的にコミュニケーション能力が、もっと言えば説明力を高めることができます。

コミュニケーション能力・説明力は会社員でも、社長でも、投資家でも、博士でも、フリーターでも、フリーランスの人でも必要とされる能力の一つです。

自分の好きなことで自分の能力が上がるなんてとても素敵なことだとは思いませんか?

小説に興味があるのだけれど、ある理由から小説を読んでいない方は
是非読んでみることをお勧めします。
必ず、意味のあることだと私が保証します。