良いこだわり、悪いこだわり

こんにちわ、リーマン取扱説明書です。
皆さんは”こだわり”はお持ちですか?
例えば、元野球選手のイチロー選手は、通常のバットよりも芯が細いものを使うことで有名ですね。
そのこだわりが野球選手としての成功の理由の一つになっているとも言えるのではないでしょうか。

一方、貴方はどんなこだわりを持っていますか?
朝は絶対にコーヒーを飲むこと?
朝食は食べないこと?
一日5分でもいいから勉強する事?
お気に入りの靴を履くこと?

今回の記事は、よりよい生活を送るための”こだわり”は時として生活に悪影響を起こすことがあるということについて書いていきます。

悪いこだわり

見栄や自分の為だけに持つこだわりは「悪いこだわり」といえるでしょう。
そんなことを言うと、イチロー選手のバットは自分のためのこだわりじゃないですかと思うかもしれません。
ですが、イチロー選手は野球という仕事でいい結果を出すために必要な道具にこだわりを持っているのです。
つまり、仕事として人を喜ばせるためにこだわりを持っているのです。

例えば、プライベートで後輩と出かけたら絶対に奢る人がいます。
その先輩は、自らの見栄からくる”こだわり”のせいで自分の家族の家計を圧迫し続けます。
そうすると、家族との関係にも少しずつ亀裂が入ってきます。
後輩に奢ることが悪いことと言っているわけではなく、その行動は自分を満たすためにしているのではないかということを今一度考えてください。

悪いこだわりというのは、自分の事しか考えないこだわりのことを指します。そのこだわりは結果的にあなたの生活を苦しめる可能性があります。

それでもこだわりを持ちたいなら、自分の機嫌や欲を満たす別の習慣を作りましょう。

良いこだわり

良いこだわりは、人のために使うこだわりのことを指します。
たとえば、グルテンフリーを徹底したパン屋さんがあるとします。
そのパン屋さんは、ダイエットや小麦アレルギーの人がどのようにしたら喜んでパンを食べられるかを研究して人の為を思い、こだわりのパンを作っています。
決して、自分の為ではなく相手の為に強いこだわりを持っているのです。
このように相手のことを考えた”こだわり”は人を幸福にさせ、仕事や日常生活のサイクルを円滑にしてくれます。
人気のパン屋さんなどでこだわりが強いところが多いのはこのような理由もあると思います。

まとめ

こだわりは人間関係から仕事、プライベートまで良くすることができます。
もしもあなたの”こだわり”が他人を思っての行動につながっているのならばそのこだわりを続けて下さい。
きっと、お客さんにも満足していただけますし、周りの人間関係にも良い影響を与える事でしょう。

自分のこだわりに自信がない人、こだわりを持っていない人は
自分のこの”こだわり”は他人を幸せにしている物か?
とご自身に問いかけてみてください。
※こだわりのない人は、何となくやっているルーティンを例に挙げても構いません。

こだわりを見直すことで、普段の人間関係や仕事の悩みの解決にもつながるかもしれません。