真似るのも大概にする


こんばんわ、リーマン取扱説明書です。

初心者のうちは先輩の仕事を真似るのが仕事です。

これは、ぐうの音も出ないほど正論です。
自分の体験したことがない分野ならなおさらです。
真似して基礎を付けた後に自分のスタイルを確立していく。
これが、本来の仕事のやり方だ!という人もいるでしょう。

ではその後、自分のスタイルで限界が見えたときどうしますか?
どこかの成功者の体験本を読んでその行動を真似してみるなどもよいことだと思います。
ですが、気を付けなくてはならないことも多々あるのです。

そのことを今回の記事にて紹介していきます。

研究結果が自分に合っているとは限らない

私が最近読んだ本「超食事・大革命(カー二ボア・コード)」
という本があります。
この本は本来人間は肉食であり、肉を中心とした食事をすることで脂肪が溜まることもなくアレルギーや体の異常が回復していくという本でした。
一見、画期的な本でしたが私たち日本人の胃は海外の人に比べて大きく膨らんでいる形をしています。
そのため海外の人ほど早く脂肪やたんぱく質を吸収できないのです。
(早く腸に降りていかないのです。)
根本的に体のつくりが違うためこの本の内容は正しいのでしょうが、
日本人の私には合っていないということが分かりました。
ですが、この本に書かれている
「内臓肉はビタミンや鉄分の宝庫の為、動物本来の栄養素を補うことができる」という知識は大変役に立ちました。
内臓肉は、脂肪が少ないので腸内環境を乱すこともありませんし私たちの生活に不足している食べ物の一つでしょう。

成功者の体験をすべて真似するべきではない

「できる営業マンがやっていること」
(タイトルちがうかも、、、)という本を読んだとき。
お客様の要望の本質をつかもうと書かれていました。
例えばお客様が包丁が欲しいと言っていた時、三流は包丁を売ります。
ですが一流の人はなぜほしいのかと聞きます。
そうすると、最近包丁があまり切れないといいます。
その回答から一流の人は砥石をお勧めするか、包丁の用途を聞き、別の種類の包丁を売る。という風に書かれていました。
確かに、お客さんの本質を知ることで商品を渡せば満足度は大きくなるでしょう。
ですが、これは業種によります。
例えばエアコンの整備会社が、
「なぜエアコンを直したいのですか?」
なんて聞きませんよね?
機能しないから直してほしいと言っているのです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
これが、極端ではありますが成功者の真似をするべきでない例です。

この記事でさえも鵜吞みにしてはならない

この記事の内容は、私、リーマン取扱説明書が現段階でよいと考えている生き方の方法です。
私は成功者とは程遠い人間ですが迂闊に人のことを真似するべきでないことは身をもって知っています。

その方法を取ることで何の参考にもならないこともあるでしょうし、逆も然りでしょう。
自分が一度やってみて、不快に感じたのならばそれは真似してはいけないものです。
この人が成功しているから続けようと無理をしてしまうとかえって逆効果になります。
夜更かしをしていないのに朝がどうしても起きられない人が無理やり朝活をするなんてできません。
成功者や研究結果が必ずしもあなたの生活の答えになるということではないことを覚えておいてください。
そして少しずつ自分の栄養にしていって素敵な人生の生き方を作り上げてください。